手に入りやすい価格帯
◆ジェムケリーは、日本の宝飾品ブランドです。アレキサンドライト、パライバトルマリン、ピジョンブラッドルビーといった、今までは知る人ぞ知る、というマニアックな宝石にスポットを当てたことで、急成長を遂げました。パライバトルマリンをはじめとするこうした石は、産出量も少ない上に高品質なものをもっと少なく、裸石単位で買ってお気に入りのデザインに仕立てるというオーダーメイドが一般的だったのです。
◆ジェムケリーの看板商品は高品質なアレキサンドライトやロイヤルブルーサファイアであるわけですが、その分、価格帯が100万円クラスとなるので、誰でも付けれるものではありません。より普段使いしやすく、手頃な価格帯、ということで登場したラインが、ディッチャです。アクセサリーラインとはいえ、高額ラインの基準に満たなかったアレキサンドライトが数万円で手に入るということもあり、多くの支持を受けています。
◆倖田來未さんのセクシーでエロカワなCMがとてもインパクトあるジェムケリーのピンキーリング。ピンキーリングは小指にはめるリングです。幸せは左手の小指から逃げていくとの言い伝えから「幸運を逃がさない」という意味を持ちます。また、小指着用ということから、運命の恋人たちを結ぶ「小指の赤い糸」になぞらえて身に付けるのも、普段使いとして楽しいですね。
◆ジェムケリーの販売手法について批判が多いです。ただ高額品の販売というのは難しいものです。住宅にしろ、車にしろ、高額品では何度も顧客に接触するのが常道です。ジェムケリーでもそれを実行したにすぎないわけですが、一般的な宝飾店の販売と違っていたのは、限られた富裕層だけでなく、一般的な客層にも販売したことです。その分、売上げは伸びたのですが、いわゆる「背伸びして買ってしまった」人からクレームが舞い込むようになってしまいました。ジェムケリー側はよりブランドイメージを向上するために、2006年からは強引な販売手法をとらない旨、言明しています。